BGGに掲載されていた非公式のバランス調整のヴァリアントルールを翻訳しました。
一部翻訳に自信がないので、分かる方がいたら教えて頂けると嬉しいです。

翻訳元(英語)

■クルートークンの使用
探索者は失敗を成功にするためにクルートークンを使用出来ます。
クルートークンを使用して振りなおせるダイスは失敗したダイスの数だけです。

訳注:基本ルールでは成否に限らずいくらでも振りなおせるというルールです。足を引っ張らないようにという意味合いが強いと思います。ただし2段判定の場合、わざと失敗するまで振り直し2回目を失敗側で判定することは出来なくなります。

■行動不能
探索者は、彼の探索者トークンをカード/トークンのアクションを費やして解除することが出来ます。

訳注:解除に1アクション消費のみで済むようになります。基本ルールではアクション中に行動不能になった場合、同ラウンドの次のアクションをキャンセルすることで解除できることから、この方が自然だと思います。


■準備
神話フェイズの後、キャラクターシートのレベルアップトークン1つをシートの能力値で見て1つ隣に移動しても良い。
例えば、影響力に置いてあるレベルアップトークンを影響力から知識(1つ左)か観察力(1つ右)へ移動出来ます。両端の意志力と知識は隣とみなします。+2になっている場合は無視して次を見ます。上記の例で知識に+2トークンが置いてある場合、影響力の隣は意志力と観察力とみなします。


■Bad Game Design Dream
もしあなたがアザトースなどの「解決済みのクエストカードをシャッフルして戻す」が発生した時、生き残っている全ての探索者が死亡し探索者を交代する。

訳注:死亡時の破滅トークンを進めるのを忘れないこと。状況によってはクエストリセット=全滅となりえるための措置だと思います。

5/26:コメントを頂きましたので上記部分を修正しました。
以下は誤訳時の訳注ですが、難易度下げたい場合は使えますので少し修正して残しておきます。

訳注:全然自信なしなので間違えてる可能性が高いため原文ものせておきます。
wastedを衰弱したと訳して「体力か正気度を1点以上失っている探索者が死亡する」と訳しました。全回復状態でないといけないのだと強すぎる気もするので「正気度を1点以上失っている探索者」または「損傷などの不利な状態カードを所持している探索者」としても良いかもしれません。


以下、原文
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If you are asked to do a check that can result in Azathoth’s (or anyone else’s) “shuffle a completed Mystery card back in” then you automatically win the encounter in exchange for all the wasted human life this mechanic has already inflicted.
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以下、直訳
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もしアザトース(またはその他)の「解決済のクエストカードをシャッフルして山札に戻す」の結果を求められた場合、
このメカニックが持つすでに与えられたものはall the wasted human lifeと引き換えにこの遭遇に自動的に勝つ。
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■武器所持制限
1回の戦闘遭遇で2つの武器までしか使用出来ません。
ただし武器補正は全て計算します。その際の上限は+6までです。


■ゲートを閉じたときとモンスターを倒したとき
ゲートを閉じた探索者は超自然トークンを2つ得ます。
モンスターを倒した探索者は超自然トークンを1つ得ます。
次のアクションを追加します。
アクション:都市にいるとき超自然トークンを5つ捨てる。祝福を得る、または体力と正気度を全回復する。


■瞑想アクション
瞑想アクションを追加します。
アクション:次の判定で振るダイスを1つ追加する。このラウンドでしか効果がない。


■複数回のリサーチイベント
このゲーム中に誰かがすでに遭遇しているクルートークンの遭遇は同じカードを利用します。
3回遭遇に失敗した場合、カードを捨てて自動的にクルートークンを得ます。

訳注:訳に自信なし。3回目の失敗時でなく4回目の遭遇は自動的に得るかも。


■再調整
以上のルールを利用するとプレイヤーが有利になります。
調整として全てのモンスターの体力は+1されます。